フランス・パリを訪れている鈴木農水相は、日本産のコメを扱う店を訪れ、輸出拡大に向け努力すると述べました。
15日、フランス・パリにある日本食材のお店「iRASSHAi」を訪れた鈴木農水相。
見据えるのは、コメの輸出販路の拡大です。
日本産のコメを扱うスーパーや飲食店などで売れ行きを視察しました。
農林水産省の官僚時代には、畑を借りて農業に取り組んだ経験もある“はえぬき”の鈴木農水相。
15年前、鈴木農水相を取材したときには「『COOL JAPAN』に農業は入っていない。技術を含めて、僕は輸出すればいいと思う」と思いを語っていました。
“日本の農業が持つ高いポテンシャルは海外にも通用する”。
今ではフランスだけでなく、ヨーロッパ各国で日本産のコメのおいしさが認知され始めています。
イギリス・ロンドンにある新潟産コシヒカリを使った創作おにぎり専門店「SOSAKU ONIGIRI」を利用している人は「私はベネズエラ出身だが、ベネズエラのお米と日本のお米は全く違う。モチモチしていてすごくおいしい」「いろんな種類があって、サーモン・昆布の佃煮・トリュフ、本当においしい」と話しました。
日本産のコメの輸出量は、2020年から2025年11月までの6年間で約2.2倍に上昇。
ヨーロッパの国別でみると、イギリスが約2.2倍、フランスは4.7倍、スペインは77倍と急増しています。
一方、鈴木農水相が視察に訪れたフランス大手のスーパーマーケット「カルフール」では、イタリア産の白米が取り扱われていて、日本産のコメが並んでいるという現状はまだありませんでした。
意見交換を行った海外食品の統括責任者は、日本産のコメには価格面などで課題があると話します。
カルフール・海外食品の統括責任者:
日本の米をフランスに輸出したいならその価格を説明するか、あるいは低価格で市場に参入するか、いずれかが必要。
鈴木農水相:
1店舗で、お寿司だけで(売り上げが)1億円を超えている。日本産の米が入り込む余地があるとすれば、大きいマーケットになろうかと思う。
鈴木農水相は、ドイツ・ベルリンにも訪問する予定です。