子育て世代の“今すぐ”に応えるサービスが注目を集めています。
子どもを持つ家庭に駆け付けた「119」。
その正体はベビーシッターです。
富裕層向けから一般家庭の身近な支えに。
育児の“今すぐ”に応える新たな選択肢とは。
2025年1月に本格的に始動した「育児119」は、小学6年生までの子どもを持つ家庭を対象に、最短1時間でベビーシッターを派遣するサービスです。
当日でも電話やLINEで依頼でき、利用料金は1時間あたり1800円から。
現在は、1都5県でサービスを展開しています。
引っ越し後の片付けを行うため、1時間だけサービスを利用した家庭は「1人でできるのですごく助かる。ぜひ私が病気の時もまたお世話になりたい」と話しました。
共働き世帯の増加や核家族化が進み、頼れる人が近くにいない家庭も増えている中、24時間365日すぐ来てくれる対応力に、必要なときだけ利用できる気軽さ、さらにマッチング率90%以上のつながりやすさ、これらを強みに2025年1月の本格始動以降、月の利用件数は右肩上がりに伸びています。
体制を支えているのが、保育士などの資格を持った人や独自の研修を受けた“頼ってさん”と呼ばれるベビーシッターです。
時給は1250円からで、2025年12月末時点での登録者は490人。
SNSなどで共感が広がり、160人以上が登録手続きや面接待ちの状態です。
神奈川・川崎市のカフェで行われたのは、現役の“頼ってさん”と活動に関心を持つ人たちの交流会です。
志願者:
“どうしよう”となった時、リアルタイムでつながれたりする?
現役:
運営にとにかく電話、絶対に出てくれるので。「育児119」はみんなで家庭を守っていく・動いている。
“頼ってさん”志願者:
自分も(育児が)つらかった時期もあるので、この119は(手を)差し伸べられると思う。“1人じゃない”を伝えられたらいい。
交流会を通じ、活動により魅力を感じたという志願者。
それは現役側も同じ思いのようです。
現役“頼ってさん”:
リアルな駆けつけの悩みとかを聞けるので良い。こうやって仲間がいるから続けられる。
個人で働くことが多いベビーシッター。
交流会で仲間意識が芽生えれば、シッターの孤独感の解消やサービスの質の向上といった効果にもつながります。
将来的には全国47都道府県にサービスを拡大させ、誰もが使える“育児のインフラ機能”としての役割を担っていきたい考えです。
育児119運営「なつのそら」・石黒和希代表:
頼り頼られるような社会を実現したいし、「育児119」が“心のお守り”として何かあった時に頼れる先があると思ってもらえたら、育児が楽しく幸せなものになる。