ココは今、一番忙しい場所なのかもしれません。
札幌の選挙管理委員会です。
36年ぶりの厳しい真冬の選挙。
選挙ポスターの掲示板を設置できるのか…まだ除雪の日程すら決まっていません。
■「公明」「立憲」と書かれた票はどうなる?
こうした中、北海道の選挙戦の構図を大きく変える動きが…
立憲民主党と公明党が自民党に対抗すべく新党、中道改革連合(中道)を立ち上げたのです。
投票する有権者にとっては気になるギモンが浮上してきました。
■有権者が比例代表で「立憲」または「公明」と書いて投票した場合、どうなる?
「(無効票になる)可能性はあると思いますが、疑問票は開票所で開票管理者が立会人の意見を聞いて決めるので、私が申し上げることはできません」(札幌市選挙管理委員会 中課長)
「(Q.開票所ごとの判断にズレは生じない?)ズレが生じることは可能性としてゼロではありません。判断に迷うところが出てくるので、(開票作業の)手間も増えるかなとは思います」(中課長)
■「民主」と書かれた比例の票の行方は
気になることは、さらに…
これまで「民主」と書かれた比例の票は立憲民主党と国民民主党に割り振られていました。
しかし、新党結成で「民主」と書かれたものは国民民主党の“総取り”になるかもしれません。
新党の誕生に与党・自民党は危機感をあらわにしました。
「公明党の支持がなかったから厳しくなるのはもちろんだが、コツコツとそれぞれの選挙区で候補者がやっていくことが必要。(自身の選挙も)大変な危機感ですよ」(自民党道連 武部新会長)
新党の結成に立憲・公明の議員は…
「中道で穏健なリベラルが一つの大きな塊をつくり、北海道から日本の政治を変える動きをつくることが今、極めて重要だ」(立憲民主党道連 勝部賢志代表)
「勝利を目指して一直線にひたすら走りぬいていく。頑張ります。頑張ります」(公明党北海道本部 佐藤英道代表)
立憲民主党と公明党が新党を結成した場合、北海道の衆院選にどのような影響を与えるのでしょうか。
2024年の衆院選では、自民・公明連立に対し、立憲側が道内12選挙区で9勝、自民側が3勝という結果でした。当時の石破首相の支持率は53.3%でした。
この時の結果をもとに、公明党が立憲側と新党を組んだ場合を試算すると、新党側が11勝、自民側が1勝と大きく差が開くという予測。
しかしこの試算には、高市首相の高い人気は反映されていません。高市首相の支持率は75.9%と高く、自民党が票を伸ばす可能性があります。
また、突然変わった新党の名前が有権者へどこまで浸透するかも不明な部分が多い状況です。
短い選挙戦の中で、各党が国民に何を訴えるのかが注目されます。