水産庁は1月14日、漁業関係者との検討会を開き、2026年度のスルメイカの漁獲可能量を大幅に増やす案を提示しました。
水産庁は資源管理などの観点から、年度ごとにスルメイカの漁獲可能量(TAC)を設定しています。2025年度は当初1万9200トンに設定されていましたが、豊漁が続いたため、2回増枠し、2万7600トンになりました。しかし、小型船によるスルメイカ釣り漁では漁獲枠を超過してしまい、全国に採捕停止命令が出される事態となりました。
水産庁は1月14日に東京都内で開かれた漁業関係者との検討会で、2026年度のスルメイカのTACについて以下の3案を提示しました。
・3万1200トン
・3万9000トン
・6万8400トン
いずれの案も2025年度のTACから大幅に増加するものとなっていて、今後、漁業者の意見を踏まえて2月にも正式に決定する見通しです。
小型船によるスルメイカ釣り漁をめぐっては、北海道で2025年11月、特例として北海道内の漁業者に限り「資源調査」の形で、約400トンを上限に漁の再開を認めていました。