次期衆院選を巡り、野党の枠組みが大きく動いています。15日に急転直下、立憲民主党と公明党が新党結成を表明。16日午後には党名が「中道改革連合」が決まり、基本政策などが明らかになりました。
  
県民は―
「いろんな選択肢が増えるのはいいと思うので、 マニフェストを見てどこに投票するか決めたい」
「立憲民主党が公明党と組むことはびっくり。政策が一致しているのか不安なところがあるので、このまま自民党の高市政権を応援したい」
「公明党は自民党とつながっていたのに、敵対していたはずの政党と一緒になるのはよく分からない」

◆公明党県本部「支援者の理解がまだ得られていない」

公明党は、一般的に県内の選挙区を含め、全国の各選挙区で1万から2万票とみられていて、存在感があります。
  
自民党の連立を解消して初めての衆院選ということもあり、これまで与野党で対峙してきた立憲ともに臨むことになります。公明党県本部は新党の理念に理解を示す一方、課題もあるとしています
      
公明党県本部・西本恵一代表:
「基本的には中道を結集するということ。右寄りでもなく左でもなく、いわゆる人間主義、生命、生活を守っていくという、その主義の中で新党を結成するということに至った」
  
西本代表は、きのう夜、緊急で開かれた党本部と全国の本部をつなぐオンライン会議で、このように説明を受けたとしました。
  
西本代表は、新党が掲げる「中道」の理念は、理解し納得している一方で、「反対勢力と組むのかと、公明党がまた利用されるのではないかという声があり、まだまだ当然ながら理解が得られていないような状況」として党結成を手放しで歓迎しているわけではないといいます。
 
ただ、公明党県本部は次の衆議院選挙について、福井1区・2区で立憲民主党の候補者が新党に合流した場合、支援を検討する考えを示しています。

◆立憲民主党県連「具体的な選挙協力はこれから」

一方、立憲民主党県本部には16日午前、党本部から新党結成について公明党と協議を進めるよう指示がありました。
 
立憲民主党県連の野田哲生幹事長は「公明党の県連代表と電話連絡をしながら、一度会いましょうと話しているが、日時は決まっていない」とし、具体的な選挙協力はこれからとしたうえで「批判も多く受けているが自民党に対峙していくことを一つに、選挙戦に向けての新党結成なので頑張っていきたい」と述べました。
 
新党から出馬することについて立憲民主党の現職の波多野氏は「検討はしているが自民党に対抗する中道はどちらにも傾かない。生活を見た政治をする塊は必要。前向きに検討していきたい。20日に離党届を出さないといけないので、それまでにじっくり考えたい」としました。
 
同じく立憲民主党の現職、辻氏は「綱領などを見て判断する。まだコメントできない」としています。
 
公明も立憲も急な展開で支持者の理解もままならない中、選挙戦への対応が急がれています。

◆自民党県連「厳しい選挙になる」危機感あらわ

一方で、長年、公明党と連立を組んできた自民党の県連幹部は「一定の影響がある本当に厳しい選挙になる」と危機感をあらわにしていました。

福井テレビ
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