立憲と公明が結成する新党の名称が「中道改革連合」と発表されました。
新党の誕生で、福岡の選挙区でも波乱が予想されています。
立憲民主党と公明党による電撃合流の発表から一夜明けた16日、新党の名称が発表されました。
◆立憲 野田佳彦 代表
「『中道改革連合』、略称『中道』と決定した」
◆公明 斉藤哲夫 代表
「私どもが考える中道は、生活者の生活を第一に考える生活者ファーストと日本の平和を守ること」
産声を上げた党の名は「中道改革連合」。
右派でも左派でもない生活者、そして平和を中心に置くという「中道」を全面的に押し出したといいます。
◆立憲民主党 福岡県連代表 稲富修二 衆院議員
「長いですね、漢字でしょ、全部?長いなぁ…」
新たな党名にこう感想を漏らしたのは、立憲民主党福岡県連の代表を務める稲富修二衆院議員です。
◆立憲民主党 福岡県連代表 稲富修二 衆院議員
「今の立憲民主党だけではやはり政権に届かない。今回の選挙は衆議院で新党ですが、ゆくゆくは参議院、地方議会も含めて臨まないといけない」
立憲と公明の衆院議員は2月8日が軸とされる解散総選挙に向けて、それぞれの党を離れ、新党から立候補することになります。
立憲内にはこの動きに反発する議員も現れていて、その場合、無所属で出馬することも想定されています。
Q.いつまでに決断?
◆立憲民主党 福岡県連代表 稲富修二 代表
「来週頭ぐらいではないか。そうじゃなきゃもう間に合わないですよね。人生をかけた戦いの中で大きな決断になるので、私自身に問うし、本当に主要な人とは相談した上で決めます」
一方、公明党の福岡県本部。
16日に発行された党の機関誌には、『新党を全面的に支援』と書かれていました。
Q.支援者には戸惑いもあるのでは?
◆公明 福岡県本部 西尾耕治 幹事長
「ないと言ったらウソですね。(野党だった)新進党の時もあったし、民主政権の時もあったし、そういう意味ではいろいろ経験してきていますから」
新党において公明側は斉藤代表をはじめ4人の現職議員が小選挙区から撤退し、立憲の候補者を支援する一方で、比例名簿では上位に優遇されます。
◆公明 福岡県本部 西尾耕治 幹事長
「団結第一で当然進んでいきたいし、その前にご理解をいただくことが大事でしょうし、やはりやるからには(選挙に)勝ちたい」
創価学会を支持母体とする公明の票は1選挙区あたり1万~2万票あると言われています。
前回の衆院選の福岡1区では当選した自民の井上さんと落選した立憲の丸尾さんの差は1万5000票あまり。
仮に公明党票を2万票とし、それがそのまま単純に立憲に移るたとすれば、順位が入れ替わることになります。
3カ月前まで与党として苦楽を共にした公明の今回の動きに、自民の関係者は危機感を募らせています。
◆自民党関係者
「正直、かなり厳しい。今回の新党結成で立憲から離れる票と高市人気にあやかるしかない」
波乱の展開で迎えることになった選挙戦。高市総理は週明け19日に衆議院の解散を正式に表明する予定です。