厚生労働省は14日、全国のがん患者のデータをもとに、5年後に生存している割合を初めて公表した。
「5年生存率」は、がんと診断された人が5年後に生存している割合を示すもので、国ががん対策に役立てるため、2016年から「全国がん登録」制度をスタートし、全ての患者数を集計・分析している。
厚生労働省によると、2016年にがんと診断された15歳以上の患者の5年生存率は、前立腺が92.1%、乳房が88%だった一方で、肝臓は33.4%、胆のう・胆管は23.0%、膵臓は11.8%など、部位ごとに大きな差があったことが分かった。
また、2023年に全国でがんと診断された患者の数は99万人余りだったという。
以下、がんごとの5年生存率の一覧
前立腺 92.1%
甲状腺 91.9%
皮膚 91.1%
乳房 88.0%
子宮体部 79.0%
子宮 75.5%
咽頭 75.2%
子宮頸部 71.8%
直腸 68.4%
大腸 67.8%
結腸 67.4%
腎・尿路 66.0%
悪性リンパ腫 64.4%
胃 64.0%
膀胱 63.4%
口腔・咽頭 59.8%
卵巣 58.6%
多発性骨髄腫 47.2%
食道 46.5%
白血病 43.4%
肺 37.7%
脳・中枢神経系 34.7%
肝臓 33.4%
胆のう・胆管 23.0%
膵臓 11.8%
※前立腺は男性のみ、子宮(子宮頸部、子宮体部)及び卵巣は女性のみの値