衆議院解散について沈黙を続ける高市首相。
ただ、解散に向けた動きは加速しています。
午後5時過ぎ、自民党の鈴木幹事長、そして日本維新の会の吉村代表ら与党幹部が首相官邸へ。
高市首相は、吉村代表らに来週23日召集される通常国会冒頭に、衆議院を解散する意向を伝えるものとみられます。
早ければ2月8日に投開票を迎える解散・総選挙。
しかし、2月投開票という異例の時期の選挙に困惑が広がっています。
大学入試控える受験生:
(Q.選挙に行く余裕はある?)ないかもしれない。入りたいところの試験が立て込んでいるからそれどころじゃない。
13日、BTSのヒット曲「Dynamite」でドラムセッションをしたのは、高市首相と李在明(イ・ジェミョン)大統領。
日韓首脳会談から一夜明けた14日朝、首相のおひざ元・奈良の法隆寺の五重塔の前で並んでパチリ。
午前中まで、李大統領との親睦を深めた高市首相ですが、東京に戻り夕方、面会したのは維新の吉村代表ら与党幹部です。
ここで衆議院解散の意向を伝えるものとみられます。
有力とされるスケジュールは来週23日、通常国会の冒頭で解散し、そこからわずか4日後の27日に公示。
投開票が2月8日というもの。
準備状況によっては公示日と投開票日を1週間遅らせる日程も取り沙汰されていますが、仮に解散から4日後の公示となった場合は戦後最短の日程となります。
短期戦が想定される中、準備に大わらわなのが選挙カーのレンタル会社です。
グリーンオート・若狭侍郎社長:
通常、解散となると大体、国会運営の中でそういう風が少し吹き始めて、「準備しようかな」というのが今までだったが、ここ1週間で完成させないと非常に時間がないといった状況。
候補者名などが書かれたラッピングシートを貼るのに、1台当たり2日から3日かかるという選挙カー。
「イット!」の取材中にも電話が。
従業員:
もうハイエースもタウンエースも満車ということで、お出しできない。
車上運動員の派遣会社からも困惑の声が。
K・Cカナリー 代表取締役・幸慶美智子さん:
司会者や車上運動員だったりする皆さんというのは、普段別の仕事をしている方も非常に多い。来月の2月のシフトを出しちゃっている。だから(普段の)仕事を休めなくて、いつもは乗ってくださってるんですけど、今回は難しいわとかで。
さらに2月の投開票となった場合この冬、大学入試を控える受験生にも影響が。
予備校に通う現役高校生(18)は「自習室から選挙の声が聞こえてくると、集中力が下がるかな」と話します。
投票権を持っている受験生は、投開票日と入試日が重なる可能性について「2月8日は(入試が)あります。(Q.期日前投票に行く余裕は?)さすがに厳しいかなって。受験がこれからの人生にも関わることだし…」と話しました。