1月8日は、強い寒気の影響で日本海側を中心に各地で大雪となりました。

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新潟県では大雪警報が発表。
津南町では8日だけで40cm以上積雪が増え、今シーズン初めて1mを超えました。

日本海側を中心に雪が降り続いた1日でしたが、10日からの3連休は今シーズン“最強寒波”が日本列島を直撃。警報級の大雪・暴風に注意が必要です。

「10年に一度の大雪」になる恐れもあり、近畿や東海などの太平洋側でも雪になる可能性が…。
各地で成人の集いも行われるこの3連休、どこで、どれほどの量が降るのか天達気象予報士が解説しました。

10日はぽかぽか陽気…でも「この時期気温が上がるのは荒れるサイン」

天達武史気象予報士:
この3連休なんですが、荒れるところが多くなってきそうなんですね。

「荒れる」というと、ものすごい大雪が降るかもしれないと思われると思うんですが…これは10日の最高気温です。高いんです。
仙台11℃、東京14℃、この時期は一桁が当たり前なんですけど…大阪15℃、福岡15℃。
10日の日中は割とぽかぽかしていて、「なんだ天気予報外れたじゃないか」と思う人もいるかもしれません。
でも、この真冬の時期に急激に気温が上がるということは荒れるサインなんですよ。

谷原章介キャスター:
南の風が入る?

天達気象予報士:
そう、南の風が入ってくるということは春一番が吹くような低気圧が非常に発達しているということを示しています。

なのでこの後見ていくと、10日夜は暖気が後退して、何か降れば雪になるような寒気が西日本回りで入ってくる。11日の日曜日の最低気温を見るとこんなに下がるんです。
(10日は)東京14℃まで上がるんですけど、11日朝は1℃まで下がっています。名古屋は-1℃。大阪も2℃ということで、この寒暖差がすごい。

さらに見ていくと、12日月曜日の成人の日はもっと(寒気が)入ってきます。(日本列島に)すっぽりと。「降れば雪」という寒気が伊豆諸島まで入ってきますので、最低気温を重ねてみますとさらに下がるところも出てきます。札幌は最低気温-6℃、新潟は-1℃、これに風が加わりますので体感気温は日曜日から月曜日にかけては間違いなく氷点下になっていきそうです。
なかなか成人の日で厚着できないという方もいらっしゃると思うんですけど、とにかく全身を温めるためには「首」です。首と背中をしっかり温めてください。

雪が普段降らない場所でも降る

天達気象予報士:
(山陰も)雪が降りそうです。
雨雲の様子を見ていきたいと思います。

10日の日中は風は強いんですけれどもそれほどまだ降らない。

この後10日のお昼頃から南風で気温は上がってくるんですけれども、夜あたりからぐっと(寒気が)南下してきて、(11日にかけて)地震のあった鳥取、島根あたりの平野部でも雪が降って風も非常に強まりますから、場合によってはいつも飛ばないような飛来物が飛んでくる可能性もありますね。

(11日の午後は)さらに寒気が強まりますから関門海峡(山口、福岡のあたり)を抜けて四国の宇和島あたりでも雪になる可能性があります。四国で大きく積もるのは山沿いになると思うんですけれども、瀬戸内側の平地でも雪が舞ったり凍結する可能性があります。
それから西風が吹きますので京都や場所によっては大阪北部も(雪が)降る可能性があります。

「ドカ雪」と書きましたが、帯状の「JPCZ」と言われている雲、これがかかる山形県あたり…かなり雪雲が強いのでいつも(雪が)降らない太平洋側まで侵入してきます。11日は仙台平野でも積雪状態になる可能性がかなり高くなっています。
北陸から西の地方でも平地で積もります。
西風なので濃尾平野の岐阜、滋賀、京都あたりでも降る可能性が出てきていますね。

谷原章介キャスター:
川合さん、地元の新潟がかなり雪が降りそうですね。

川合俊一氏:
海沿いは結構平気なんですけれども、本当に5分ぐらい車で山に入った瞬間に大雪になるんですよ。本当に気をつけなきゃいけないですけれども。新潟というのはよく「ドカ雪」っていって、一瞬にして例えば1階が積もったりして…普通に通学してても次の日になったら2階の窓から出なきゃいけないぐらい。

天達気象予報士:
まさに川合さんが言ったような降り方になりそうです。
新潟市内は佐渡島があってあまり降らなかったりするんですけれども、今回は佐渡島の南側を風が抜けてくるので、“佐渡島ガード”が効かない。新潟の市内も11日日曜日から12日月曜日は場所によってはドカ雪になる可能性があります。

そして風も強い…「傘が差せない」「横風に流される」

天達気象予報士:
風も3連休がポイントです。

例えば10日ですと特に午後から夜にかけて新潟で15m/s、東京も強くて10m/s。どんな風かといいますと10m/sを超えると、例えば雪だと傘がもう差せないです。まったく差せなくてレインコートなどにしないといけない状況。雨が降らない地域は何が起こるかというと、自転車や車が横風で流されてしまうんですよ。50~60km/hでも危ないような。走行に注意をしなきゃいけないですね。
特に15m/sを超えるような新潟や北陸の日本海側、九州の海沿いは大きく交通に影響してくる可能性ありますので、特に11日日曜日から成人の日(12日)は徐々に収まってはくるんですけど、午前中は前日までの影響でかなり強い風で道路が通行止めになったり、場合によっては立ち往生が起こる可能性があります。

西日本方面です。こちらも風が非常に強い。10日の後半、福岡などは10m/sを超えてきそうです。5m/sを超えると帽子が飛ぶとか。晴れるエリアも5m/sぐらいで洗濯物もシャツなどの軽いものは飛んでしまう可能性があるのでしっかり(留めて)干すか、お出掛けの際は部屋干しの方がいいかなと思います。
(「サン!シャイン」1月9日放送より)