福島県郡山市の中学2年生の佐藤あさひ選手。160センチの長身と長い手足を活かしたダイナミックな滑りが持ち味で、得意のダブルアクセルやコンビネーションジャンプを武器に、2025年11月の東北中学校体育大会(フィギュア競技 中学女子B)では見事優勝を飾った。持ち前の粘り強さと人一倍の練習量で、全国中学生スケート大会に臨む。

「真央さんみたいな選手に」憧れが原点

「小さい頃に浅田真央さんのサンクスショーがあって、それを見てかっこいいなと思いました。浅田真央さんみたいな選手になりたい」とあさひ選手は憧れの選手について語る。

あさひ選手が参加した浅田真央さんのスケート教室(2018年)
あさひ選手が参加した浅田真央さんのスケート教室(2018年)
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5歳の頃から両親のサポートで始めたフィギュアスケート。日々のレッスンに加えて時間がある日は、妹の美月さん(小学4年生)と一緒にいち早くリンクに来て練習するのが日課だ。

姉妹の部屋に飾られた跳び方を書いた張り紙
姉妹の部屋に飾られた跳び方を書いた張り紙

練習を終えて帰宅するのは午後9時前。姉妹の部屋に戻っても、話題はやはりフィギュアスケート。一流選手たちの衣装にも関心を寄せる。「こういう黒のやつかっこいいなって思います」と選手の衣装を見ながら語るあさひ選手の目には憧れの色が浮かぶ。

「頑固で芯が強い」

あさひ選手の性格について母・祐子さんは「頑固で、芯が強い。ちょっとずつ積み重ねていくことはできる」と話す。その粘り強さが日々の練習を支えている。

練習を終え家族と過ごす姿も
練習を終え家族と過ごす姿も

あさひ選手自身も、普段は言い表せない両親への気持ちを明かしてくれた。「一番はありがたいです。とても。納得のいく演技をして恩返しできたらいいなと思います」と話した。

人一倍の練習量が強み

2026年1月末に開幕する全国中学生スケート大会に出場するあさひ選手。人一倍の練習量で本番でも力を出せるのが、選手としての強みだという。
稲葉裕子コーチは「とにかく練習をする子。人よりも長い間リンクに乗っていて、回数をこなす子」と評価する一方で、「人に魅せるという面が足りないので、もっと自分の中に秘めているものが外に出てくるような滑りができるといい」と課題も指摘する。

新年の大舞台に向け練習を重ねていく
新年の大舞台に向け練習を重ねていく

「自分の納得行く演技ができるように、これからも練習を一生懸命頑張りたい」と語るあさひ選手の目標は「ノーミスで、笑顔で終わる」こと。
積み重ねた練習を信じて、笑顔で自分らしい演技を目指し、新年の大舞台に挑む。
(福島テレビ)

福島テレビ
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