有明海で育った雲仙ブランド「瑞穂牡蠣」の認知度アップと販路拡大を目指し、飲食店や旅館などの関係者を招き、試食会が雲仙市小浜町で開かれました。

小浜の温泉で蒸しあげた蒸し牡蠣に、カキフライなど牡蠣尽くしの料理。

使われているのは有明海、諫早湾で育った「瑞穂牡蠣」です。

試食会は諫早湾漁協瑞穂支所と養殖業者、雲仙市などが開き、県内の飲食店や地元の旅館関係者などが参加しました。

福田屋 草野 玲 総料理長
「(他の産地より)塩分濃度が低いのと貝柱が大きい」「味が濃くてすごくおいしい、料理には使いやすい」

試食した飲食店関係者
「すごいおいしい、瑞穂牡蠣が塩味がなくまろやかでしっかりうまみがあって優しいけどしっかりおいしい」

雲仙市瑞穂町の飲食店の経営者
「むちゃくちゃうまい!」「もっとメジャー化できる牡蠣なんですけどね」

瑞穂牡蠣の大きな課題が「知名度不足」です。

背景には生産者の高齢化と後継者不足があります。

現在、諫早湾漁協瑞穂支所内でカキの養殖をしているのは12人。

そのうち5人が70歳以上、そのほとんどで後継者がおらず、廃業を決めている業者も。

生産量は限られていて流通も少なく、知名度が上がらなかったことが大きな悩みでした。

雲仙市役所 建設部 松田 大樹 主査
「牡蠣で漁師が稼げる環境を作り、若い人が魅力を感じて漁師になる選択肢を作ってあげることが大事」「県内外でも知名度アップを目指していきたい」

今後は福岡での商談会のほか、2月には規模を拡大して牡蠣祭りを開くなどして認知度アップを目指したいとしています。

テレビ長崎
テレビ長崎

長崎の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。