長崎市の旧英国領事館のリニューアルオープンを前に、近くのホテルの元料理長が繊細なナイフさばきを駆使して精密に作った領事館の模型が長崎市に寄贈されました。
レンガ造りの洋館。
壁にあけられた丸窓、扉やベランダの装飾までもが精巧に再現されています。
1月5日、長崎市に贈られたのは大浦町にある旧英国領事館の模型です。
模型は、領事館の近くにあった「ホテルニュータンダ」の元シェフ・宮本昭彦さんが2020年、新型コロナ禍のときに近くの人たちを元気づけたいと制作しました。
「取り外し式になってますから」
「すごい」
「中はLEDで・・・」
ホテルの倉庫にあった発泡スチロールの廃材を使っていて、20年も使い込んだ野菜切り用のペティナイフ1本で細工を施しました。
中にはライトが仕込まれていて、ほのかに灯る部屋の中を思わずのぞきたくなります。
鈴木市長
「(ドアは)開閉ってできるんですか」
宮本さん
「開閉できるようになっています。開けられるようになってて動きますから」
旧英国領事館は11年かかった保存修理工事が終わり、1月30日にリニューアルオープンする予定です。
模型は市役所13階の文化財課の窓口に飾られ、訪れた市民に古き洋館の良さをアピールすることになっています。