6日午後6時過ぎ、茨城県で撮影された映像に映っているのは、夜空に規則正しく並ぶ光の列です。
発光体は30個近くあり、画面右上の方向にゆっくりと動いています。
この光の列は同じ時間帯、千葉・市川市の上空でも見られました。
関東地方だけでなく、愛知県など各地で目撃されたのです。
東京・港区にあるフジテレビ本社の上空でも目撃されました。
千葉県で目撃した人は「街の明かりでもないし不思議な動きだったので、音もないし、ただただびっくり。(正体が)気になりますね」と話しました。
茨城県で目撃した人は「お寺の近くだったものですから『火の玉じゃない?』とか『UFOじゃない?』とか(夫と)2人でやりとりした」と推測したといいます。
新春の夜、列島各地でほぼ同時に目撃された光の列。
その正体について、平塚市博物館の藤井大地さんは「スペースX社が打ち上げたスターリンクという人工衛星」と明かしました。
「スターリンク」は、アメリカの民間宇宙開発企業「スペースX社」が打ち上げたインターネット用の通信衛星。
宇宙空間にまとめて放出された複数の衛星が、数日間は並んだ状態で周回。
連なっているその様子から“スターリンクトレイン”などと呼ばれ、数年前から幾度か話題となってきました。
スターリンクトレインが見られるのは、太陽光の反射状況などいくつかの条件が重なった限られたタイミングのみ。
しかし、状況は変わりつつあるといいます。
平塚市博物館・藤井大地さん:
もっと今ハイペースで打ち上げようとしているので(今後は)見やすくなるかもしれません。