富山県砺波市のイオンモールとなみに、子どもたちが天候を気にせず遊べる新しい施設「こどもおーる」がオープンした。この施設は、砺波市が約3500万円をかけて整備した児童館と子育て支援センターの複合施設で、市民の反応も上々な様子だ。

天候問わず無料で利用できる遊びの空間


「こどもおーる」はイオンモールとなみの1階に位置し、約692平方メートルの広さ。施設内には、滑り台付きのジャングルジムやボルダリングなどの遊具が設置された「遊びの空間」、小学生が元気に走り回れる「運動スペース」、落ち着いて本が読める「読書スペース」が設けられている。
さらに、乳幼児を対象とした遊び場や保護者が育児相談できる「子育て支援センター」、中高生向けの「学習スペース」も完備しており、幅広い年齢層の子どもたちの居場所となっている。
砺波市初、商業施設内の公立子育て支援施設

イオンモールに自治体の子育て施設が入居するのは、県内では砺波市が初めての試みで、買い物の利便性や広い駐車場を備えた立地の良さから、オープン前に砺波市の年間出生数の約4倍にあたる約1000人が利用者登録を済ませるなど、その期待の大きさがうかがえる。

なお、「こどもおーる」という愛称は、子どもの「居る場所」と、すべての子どもを表す「all」を組み合わせて名付けられたもので、利用者登録をすれば、居住市町村を問わず無料で利用することができる。
市長「砺波に住んで良かったと言う人が増えれば」


夏野修砺波市長は施設の意義について、「夏が非常に暑い。外で子どもたちは遊べない。チューリップ公園に『ふわふわドーム』があるが(夏は)暑すぎて行けない。秋から冬にかけては天候が悪い」と季節を問わず遊べる施設の必要性を説明した。

さらに「子どもが入れる施設が子育て支援になれば砺波に住んでみよう、砺波に住んで良かったと言う人が増えると思う。この施設もその一助になればいい」と、施設が地域の活性化や定住促進にもつながることへの期待を語った。

(富山テレビ放送)
