名古屋市中区に店を構える「めん処 吉野屋」は、”並盛り”でも一般的なうどんの2~3倍にあたる500グラムという特大サイズが名物の人気店です。さらに2キロ級の“中盛り”まで用意され、フードファイターも通うほどの大盛り文化が根付いています。
■“並盛り”でも麺の量は一般的なうどんの2~3倍
「めん処 吉野家」は、お昼時には満席が当たり前の超人気店です。
客:
「麺が細くて、ツルツルしていて食べやすい」
別の客:
「並の味噌煮込み。食べても食べても減っていない」
細めでツルっと喉越しが良い自家製麺は一人前500グラム。一般的なうどんの約2~3倍のボリュームですが、吉野家では「並盛り」です。
牛肉の旨味が出汁に溶け込んだ「肉うどん(並盛り)」(890円)や、鶏肉がゴロッと入った「親子南蛮うどん」(890円)など、10種類以上のボリューム満点のうどんを手頃な価格で楽しめます。
■メニュー名は“1.2盛り”でも麺の量は1キロ
さらに上のサイズとなる“1.2盛り”は、並盛りの倍にあたる1キロです。
客:
「カレーうどんの1.2盛り。並の時点で多いと思った…失敗したかもしれない」
別の客:
「“1.2盛り”を食べるぞって来たけど、1キロって見てやめた」
鍋が麺だけでいっぱいになってしまうため、具材は別鍋で調理し、最後に合わせるという調理法。1.2盛りは、お腹を空かせた男性を中心に注文が多いそうです。
客:
「元々食べるので、1.2がちょうど良い」
別の客:
「うどんが好きなので、毎回1.2くらいは食べます」
■フードファイター専用サイズ!?…“中盛り”の世界
大食漢の男性も満足させる吉野家の1.2盛りうどんですが、さらにその上を行くサイズが、“中盛り(麺2キロ)”と“大盛り(麺3.2キロ)”です。
店主:
「(頼む人は)一般の方ではいないですね。今はもうフードファイター専用の大盛りになってきています」
取材中には、「ころうどん(中盛り)」(1200円)の注文が入りました。驚いたことに、注文したのは女性でした。
中盛りを注文した女性:
「いつも普通に“中”を頼みます。50~100回ぐらいは来ているかもしれない」
“中盛り”は、2キロの麺に900ccのめんつゆを合わせた超デカ盛り。華奢な体で豪快にすすっていきます。
女性:
「いつもは中盛りを頼むけど、先週は並を4つ食べました。色々食べたくなってしまって」
前の週には、種類の違う並盛りを4杯、計2キロを完食したというこの女性。実は名古屋を中心に活動するユーチューバーで、さらに大きい“大盛り”を食べる動画も配信しているといいます。
3.2キロの“大盛り”も食べたことがある彼女にとって、“中盛り”はすでに日常のサイズのようです。
女性:
「いまお腹は6分目ぐらい」
中盛り以上は、まさにフードファイターのためのメニューのようです。
■なぜここまで大盛りに
なぜ、デカ盛りサイズのうどんの提供を続けているのでしょうか。
店主:
「並500って言っていますけど、600入っちゃう時もある。でもお客さんは食べて期待に応えてくれる。出したら出しただけ食べてくれるので」
量を増やしても喜んで食べてくれる客がいる。その積み重ねが、デカ盛りうどん文化を生み出してきたようです。
