中国の習近平国家主席は5日、韓国の李在民(イ・ジェミョン)大統領と北京で会談し、日本との歴史問題で中韓両国の連携を呼びかけました。
中国外務省によりますと、習主席は李大統領との会談で、抗日戦争や植民地支配の歴史について触れ、「手を携えて第2次世界大戦の勝利の成果を守り、北東アジアの平和と安定を守らなければならない」と訴えました。
一方、韓国の発表によりますと、李大統領は「今回の会談は、中韓関係を全面回復する上で重要な契機になる」と述べ、関係改善に意欲を示しました。
韓国が2016年に在韓米軍のミサイル迎撃システム「THAAD」の配備を決めたことで、中韓関係は冷え込んでいました。
中国としては、高市首相の「台湾有事」をめぐる発言で日本との関係が悪化するなか、韓国を引き寄せる狙いがあるとみられます。