富山県射水市の新湊漁港で新年恒例の初競りが行われ、市場は活気に包まれました。

今年初めての競りに先立ち、新湊漁港では5日朝、漁協や市の関係者が出席して、初競り式が行われました。
式では挨拶に立った新湊漁業協同組合の塩谷俊之組合長がシロエビやベニズワイガニは震災前と比べて回復傾向にあるとして、関係者全員で三本締めを行い新年の豊漁と漁の安全を祈願しました。
*仲買人
「皆様明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」

初競りでは仲買人の威勢のいい掛け声が響く中、競り人たちがブリやフクラギなどを次々と競り落としていきました。

そして5日はベニズワイガニの初競りも昼過ぎから行われました。
競りの掛け声天候などの影響で漁に出たのは1隻のみでしたが、まずまずの水揚げ量だということです。

*仲買人は
「1隻しか漁に出てないので…でもそれほど高くもない。型が大きいのもあった、詰まりが良いのもあった。天候が良くなり毎日漁に出てもらえると助かる」
新湊漁港そばの鮮魚店では、競り落とされたばかりのベニズワイガニが4500円から8000円で販売され、店の前は買い求める人が殺到していました。


店頭に並んだ30匹はすぐに完売。整理券を手に入れ、購入できた人は今年最初のベニズワイガニを堪能していました。


*広島から来た人
「めちゃめちゃ美味しい」
「とても美味しい」

*海鮮問屋 魚新 店の人は
「若干高値で動いている。年末年始は高めで動く。5月中旬までシーズンまだまだ続くのでこれから。天候さえ良ければ船はある程度出る。カニの数は少ないが並べることはできると思う」
一方、ひみ寒ぶり宣言が待ち望まれる氷見漁港でも4日初市式が行われました。
初市式には菊地正寛氷見市長や関係者およそ60人が出席し、氷見漁協の山崎弘善組合長が「ブリの水揚げは前年度の4割に留まり、ひみ寒ぶり宣言も出ていない。年明けの豊漁に期待したい」と挨拶しました。

そして、水揚げされたおよそ250本のブリやマグロなどが並び、初競りが行われました。
ひみ寒ぶり宣言はここ5年間で11月が3回、12月が1回、1月が1回となっていて、宣言が出ないまま年を越すのは2021年以来4年ぶりです。
仲買人からは今後に期待する声が聞かれました。

*仲買人は
「寒くなってきたのでブリが揚がってくれることを期待している。魚がたくさん揚がって(今年は)活気ある商売をしたい」
(富山テレビ放送)
