中国軍による台湾周辺での大規模軍事演習は30日、2日目となり、実弾を使った射撃訓練などが行われました。
2日目となった30日の演習で中国軍は、駆逐艦や爆撃機などを使い海と空から連携して封鎖する能力を確認したほか、台湾北部の海域に向けた長距離火力実弾射撃などを行ったとしています。
一方、台湾国防部は、日本時間の午前7時までの24時間に台湾周辺で中国軍の戦闘機などのべ130機を確認したと発表、頼清徳(らい・せいとく)総統は「責任ある大国としてあるべき姿とは程遠い」などと中国側を非難しました。
中国はアメリカの台湾への大規模な武器売却や、高市首相の台湾有事を巡る発言に反発していて、「台湾独立勢力と外部干渉勢力に対する厳重な警告だ」と主張しています。
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