北海道小樽市のスキー場のエスカレーターで男の子が死亡した事故で、運営会社は危険性を認識しながらも、監視員を配置していませんでした。
「(危険性を指摘する声は)少なからずありました。(スタッフが)ゲレンデの有料エスカレーターには常にいたが、(事故現場の)エスカレーターから上がってくるエリアは後回しになっていた」(朝里川温泉スキー場 玉川謙介総支配人)
12月29日、小樽市の朝里川温泉スキー場のエスカレーターで、男の子が挟まれて死亡しました。
死因は窒息死でした。
運営会社によりますと、このエスカレーターでは客が滑って転ぶなど事故の前から危険性を認識していましたが、監視員を配置していませんでした。
当時、緊急自動停止装置が作動しておらず、警察は業務上過失致死の疑いも視野に調べています。