福岡県須恵町の物流会社で30日、フォークリフトがスロープから転落する事故があり、操縦していた男性会社員(57)が死亡しました。

粕屋警察署によりますと30日午前10時20分ごろ、須恵町上須惠にある物流会社の倉庫で「50代の男性がリフト上で作業中に転落した。意識と呼吸がない」と会社関係者から119番通報がありました。

この事故で社員の石橋浩一さん(57)が頭を強く打ち、約2時間半後に搬送先の病院で死亡しました。

当時、石橋さんはフォークリフトを操縦して積み荷作業をしていたとみられています。

防犯カメラにはスロープを上っていたリフトが途中で止まった後に後退し、右側に踏み外して転落する様子が写っていたということです。

ほかに巻き込まれた人はいませんでした。

警察は会社関係者から話を聞くなどして、当時の詳しい状況を調べています。

テレビ西日本
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