新潟市は防雪柵を固定するための杭であるアンカー約1200本が何者かに盗まれたと発表しました。

盗まれたのは、仮設式防雪柵のアンカー1264本です。

鉄製で1本あたり長さ1.1m、重さ4.5kg、被害総額は361万5040円相当にのぼります。

市によりますと、新潟市西区の新潟寺泊線の善久高架下にある江南区建設課の資材置き場に防雪柵の資材一式を保管していましたが、先月19日、防雪柵の設置業者の作業員が設置のため資材を取りに行ったところ、アンカーがなくなっていることに気付き市に連絡。業者から連絡を受けた市の職員が現地で盗難を確認し、警察に被害届けを提出したということです。

現場の資材置き場は高さ1.2メートルの外周フェンスに囲まれていて、施錠していたということですが、防犯カメラは設置していませんでした。

盗難被害を受けて市は新たに防雪柵のアンカーを購入し、使用することにしています。

市は「道路の安全上必要な資材なので、市民の生活に関わる。今後このようなことがないように定期的な巡視を行いたい」としています。

NST新潟総合テレビ
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