ウクライナのゼレンスキー大統領は、アメリカのトランプ大統領と28日にフロリダ州で会談する予定だと明らかにしました。
和平案の詰めの協議を行います。
ゼレンスキー大統領は記者団に、12月28日にフロリダ州でトランプ氏と会談する予定だと明らかにしました。
ニュースサイト・アクシオスの記者は、トランプ氏の私邸「マールアラーゴ」で会うと報じています。
ゼレンスキー氏は、20項目のロシアとの和平案について「90%は完成している」としていて、トランプ氏と詰めの協議を行う方針です。
こうした中、ウクライナの世論調査機関は24日、大統領選挙が近く実施された場合、ゼレンスキー氏は敗北する公算が大きいと発表しました。
それによりますと、ゼレンスキー氏と前軍総司令官のザルジニー氏が立候補した場合、1回目の投票ではゼレンスキー氏がやや上回るものの、決選投票ではザルジニー氏が64%の支持を得て36%のゼレンスキー氏を圧倒する見通しだとしています。
ウクライナでは26日、大統領選などの実施に向けた作業部会の初会合が開かれましたが、実施は不透明です。