2025年は福島県でどんなことが起こったのか？ニュースでこの一年を振り返る。今回は気象・防災について。
■2月 会津を中心に大雪
2月会津地方を中心に大雪に見舞われた。会津若松市の市民は「いや、多すぎる。今こう降られちゃうと身動き取れない」と話す。
福島県内19市町村に災害救助法を適用。除雪中の事故も相次いだ。
落雪事故で死亡した女性の親族は「多分様子を見に行ったんだと思います。（家の）裏の様子を。その時に一番、上の屋根から落ちたのに押されたって言うんですかね」と話した。
季節は「厳冬」から「猛暑」へ。
■夏 県内を襲う猛暑「暑さ」は「災害」に
7月22日、福島駅前の気温計が40℃に。2025年夏の平均気温は平年を2.36℃上回り3年連続で最高を更新した。
「119番消防です。火事ですか？救急ですか？」
相次ぐ熱中症、もはや「暑さ」は「災害」に。
■7月 津波警報の発令
「津波警報が発表されました。海岸付近の方は高台に避難してください」
7月30日、カムチャツカ半島付近の地震で福島県内にも津波警報が発令。約11万世帯24万6千人あまりに避難指示。
相馬市の避難者は「3.11時のことを頭に入っているでしょう。だから、ここ（避難所に）に逃げていくかと来た」と話した。
12月1日、磐梯山では火山性地震が増加。噴火警戒レベルは「１」が継続。
■12月 津波注意報・初の「後発地震注意情報」
12月8日、青森県で震度6強の地震。福島県内にも津波注意報が出された。
高市首相：「北海道・三陸沖後発地震注意情報が発表されました」
青森県東方沖の地震で初の「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が発表された。
2026年は東日本大震災そして新潟・福島豪雨から15年。災害への心構えがより一層求められる。
