勾留中に入院していた伊豆の国市の病院から、監視の警察官の隙を見て逃走したとして、地検沼津支部は自称・会社役員の男を起訴しました。
起訴されたのは住居不定の自称・会社役員の男（54）で、起訴状によりますと男は12月5日、勾留中にケガをして入院していた伊豆の国市の病院から逃走したとされています。
男は富士宮市のスーパーで食品を盗み、警備員にケガをさせたとして、2025年9月に起訴され、勾留されていた富士宮警察署で箸を使って、自分の腹を刺したため入院していました。
男は監視をしていた警察官の隙を見て、7階の病室の窓から外に出て雨どいを伝って降り、逃走したということです。
地検沼津支部は認否を明らかにしておらず、逃走した動機などについて今後の裁判で明らかにされます。
