東京・台東区内の無人古着店で目撃されたのは、高額商品ばかりを狙った古着泥棒の瞬間です。
店にやってくると、奥のほうから1着、2着、3着と悩むこともなく次々と上着を選んでいく人物。
さらに、もう1着を手に取り試着室へ。
約3分後試着室から出てくると、最初に手に取った1着を返却し、他の服をチェックするしぐさを見せつつも、そのまま店をあとにしました。
この時、手元に注目すると店に入ってきた時には持っていなかったバッグがパンパンに膨らんでいます。
店のオーナー:
4枚試着室に持って、1枚戻してるんですけど、3枚は戻さなかったんですね。盗難にあった感じです。
今回、被害に遭ったのは2万円のアウターなど3点。
高額商品が中心で、合わせて4万3000円相当だといいます。
店を出るまでにかかった時間はわずか6分間。
どのようにして高額商品ばかりに狙いをつけたのでしょうか。
店のオーナー:
前の日におそらく同一人物だろうという人間がおおむね1時間くらいウロウロしてた形で、だいぶ怪しいなと…。
店のオーナーによりますと,窃盗があった前日にも同じとみられる人物が来店。
この時はじっくりと時間をかけて商品を見て回り、被害に遭った服を実際に試着する様子も映っていました。
店のオーナー:
盗む側としては(試着室は)一番格好の場所だと思うので、こちらの経営側としてはやっぱり一番弱点を突かれているところなので非常に歯がゆいというかもどかしい。
店は被害届を提出。
警視庁が古着泥棒の行方を追っています。