24日もお伝えしました千葉・銚子市の老舗ホテルが突然休業になった問題。
運営会社の社長が26日午後3時半ごろ、取材に応じたそうです。
何を語ったんでしょうか。
サングラスとマスク姿で報道陣の前に現れた女性。
突然、音信不通になった千葉・銚子市の「ホテルニュー大新」の運営会社の社長が記者会見を開いたのです。
運営会社の社長:
今回誠にご迷惑かけまして誠に…。
会見の前、市に立ち寄り現状を報告し謝罪をしたという社長。
サイトでは予約できる状態にもかかわらず、休業状態になった原因は何だったのでしょうか。
運営会社の社長:
老朽化してリフォームをかけたいので大規模な修繕もしたいから。
突然出てきたホテルのリフォーム検討案。
12月以降、予約客から連絡が取れないなどとの問い合わせが相次いでいることについて尋ねると「(Q.予約してる人への連絡は?)先ほど銚子市役所にいって観光協会にお任せしていますので。(Q.名簿を渡した?)そうです。(Q.お金を払ったお客さんは)お金は1円ももらっていないです。お金に関しては大丈夫。安心してください」と話しました。
2024年6月、経営者がこの女性社長に代わった「ホテルニュー大新」。
その後、従業員の多くが退職。
電気やガス、水道も全て止まり、12月に入って営業は停止したといいます。
運営会社の社長:
(Q.今まで予約客に連絡しなかった理由は?)「OTA(ネット上で宿泊予約できるオンライン旅行代理店)」経由で予約できるので、(予約は)順調に止めている。いきなりじゃないので。(Q.旅行代理店に連絡はとらなかった?)そんなことないですよ、連絡とかずっととっています。
社長によると一部の旅行代理店には10月ごろから予約をとれないと伝えていたといいます。
しかし、運営会社の社長は「一部のサイト、前のオーナーが運営しているホームページがあって他社に依頼していた。それで更新が遅れていたのは事実。(Q.経営状況が良いのか悪いのか?)大丈夫ですよ、健全です」と話し、給与未払いにより離職した従業員らに対しては「一部、ちょっと、確認不足もあって」と説明しました。
ホテルのリフォームを検討しているというものの、宿泊希望者に対する伝達不足や従業員への給与未払いの多くの課題を残しています。
事態は収束するのでしょうか。