兵庫県警の警察官が勤務時間中に競輪サイトで車券を200回以上購入したとして、懲戒処分を受けました。
ことしの兵庫県警の懲戒処分は50人にのぼり、過去最多です。
兵庫県警によると阪神方面の警察署の地域課に勤める男性警部補(50)は、ことし4月から8月にかけて勤務時間中に自分のスマートホンで、競輪サイトから車券を233回購入したということです。
ことしの夏頃に監察官室に「男性警部補がクレジットカードで高額な取り引きをしているようだ」と情報提供があり調査をした結果、発覚。
多い月には200万円以上賭けていたということです。
男性警部補は「勤務中にやるべきではなかった。反省している」と話しているということです。
兵庫県警は男性警部補を1ヵ月の減給処分としています。
また、別の警察署の地域課に勤める20代の男性巡査が飲食店で副業をしたとして、6ヵ月の減給処分を受けました。
ことし懲戒処分を受けた兵庫県警の警察官は過去最多の50人となり、土山公一監察官室長は「懲戒処分が相次いでいること、県民の皆様には深くお詫び申し上げます。
引き続き、監察機能を発揮させるとともに、綱紀粛正に努めてまいります」としています。