東京・西東京市の住宅で母親と息子3人が亡くなった事件で、母親が借りていたマンションから見つかった男性の遺体には服が何枚もかけられ、隠された状態だったことが分かりました。
12月19日、西東京市の住宅で、無理心中を図ったとみられる母親と子ども3人が倒れているのが見つかり、その後、死亡しました。
22日には、母親が契約していた練馬区のマンションのクローゼットから交際相手とみられる中窪新太郎さん(27)が刺されるなどして殺害されているのが見つかりました。
その後の捜査関係者への取材で、中窪さんの遺体には服が何枚もかけられ一見しても分からないよう隠されている状態だったことが分かり、近くには消臭剤が置かれていたということです。
発見を遅らせる目的だったとみられます。
寝室ではベットのほか、壁にも飛び散った血の痕が残っていて、警視庁は、中窪さんが寝室で襲われたとみて捜査しています。