自民党の鈴木宗男参院議員は日本時間の12月25日夜、ロシア・モスクワに到着しました。

 今回は個人としての訪問で「議員外交」としたうえで、出発に先立つ高市総理との面会で「国益を踏まえた考えが示された」と述べました。

 また、ウクライナ侵攻を機に停滞する北方四島への交流事業については、「元島民の平均年齢は90歳で、墓参への思いは政府としても一番取り組まなければならない課題だ」と強調しました。

 その上で与党議員として、ロシア外務省のルデンコ外務次官との会談で再開に向けて働きかける姿勢を示しました。

 鈴木氏がモスクワを訪問するのはウクライナ侵攻後3回目で、自民党の議員としては初めてです。

 鈴木氏は12月27日まで滞在し、外務次官のほか、上院議員と会談する予定です。

 また、ロシア側の漁業庁の関係者との面会も調整しているということです。

北海道文化放送
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