福岡県北九州市の公園の遊具でけが人が相次いだ問題を受けて、武内和久市長は25日、新たにリスクマネジメント担当を配置することを明らかにしました。
北九州市では4月以降、皿倉山の大型すべり台を利用した大人のけがが相次ぎました。
その後の調査で若松区にある響灘緑地グリーンパーク内のすり鉢状の遊具でも1月、底から上がれなくなった子供を助けようとした40代の男性が足を骨折し、30代の女性が足首をひねるけがをしていたことが新たに判明しました。
これを受けて武内市長は25日の会見で、大人が公園遊具で負傷する事案などに対応して情報を共有するため、市政変革推進室内にリスクマネジメント担当を新たに配置することを明らかにしました。
遅くとも1カ月以内には業務を始めたいとしています。