県と東広島市、竹原市が2市を流れる河川と井戸水で実施した有機フッ素化合物=PFOS等の調査で、東広島市の1地点で指針値を超えていたことが明らかになりました。

この調査は、今年10月、竹原市の田万川支川で有機フッ素化合物=PFOS等が指針値を上回ったことをうけ県と竹原市、東広島市が河川など14カ所で水質を調べたものです。

このうち、竹原市内の8カ所では指針値を超えなかったものの東広島市域にある田万里川支川の1カ所で指針値を上回る1リットル当たり200ナノグラムの有機フッ素化合物=PFOS等が検出されたということです。

県と東広島市は指針値を超過した水は「飲用されてはいない」としたものの、今後も定期的に水質を検査・監視するとしています。

また、これとは別に農林水産省が河川周辺の土壌と農作物を調べたところ、玄米については、有機フッ素化合物=PFOS等はほとんど移行、備蓄していなかったとしていて、農作物への影響は小さいとしてます。

テレビ新広島
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