連合広島は来年の春闘で基本給を一律に底上げするベースアップを「3%以上」とし、定期昇給分と合わせて「5%以上」の賃上げを求める方針を決めました。
連合広島は23日、広島市南区で闘争委員会を開き、春闘の方針を決定しました。
来年の春闘では基本給を一律に底上げするベースアップを「3%以上」、定期昇給分と合わせて「5%以上」の賃上げを要求するとしています。
また、企業規模による賃金格差を是正するため、中小企業に対しては2025年春闘に続き、「6%以上」の賃上げを求める方針です。
さらに、パートやアルバイトなどの非正規労働者については「7%」の賃上げを目安とする数値目標を初めて示しました。
【連合広島・大野真人 会長】
「近年高い水準の賃上げは実現したが、それを上回る物価高が継続しているので実質賃金がプラスに転じない。物価上昇に勝る賃上げを実現しなければならないというのが、これからの春闘になろうかと思う」