新潟市中央区のマリンピア日本海に12月23日、お引越ししてきたのはアメリカビーバーのメスの赤ちゃん2匹です。
もともと北米の樹林帯にある川や湿地に生息し、人になつきやすい性格で人気のアメリカビーバー。
マリンピア日本海でも姉妹のアメリカビーバーを飼育していましたが、今年5月に1匹が死んだことから、これまで展示スペースには1匹しかいませんでした。
このため新たな仲間を増やそうと水族館側が探していたところ、今年5月に茨城県の動物園で4匹のビーバーが生まれたことがわかり、今回、そのうちの2匹の姉妹を迎え入れることに。
茨城県の動物園から約3時間半、生まれて初めての車移動で疲れなどが心配されましたが…
【マリンピア日本海 平山結さん】
「(体調に)特に問題がない個体で、輸送しているときも暴れることもなく落ち着いていた。無事に運ぶことができて安心している」
体調に問題はなく、エサをたくさん食べていて、23日はさっそく展示スペースのバックヤードに設置されたプールで元気に泳ぐ様子も見られました。
現在の体長はそれぞれ60cmで、今後はもともといたメスのアメリカビーバーとの相性をみるなど、徐々に飼育環境に慣れさせてから展示する予定だということです。
【マリンピア日本海 平山結さん】
「大きく育ってほしい。お客様に泳いでいる姿とかエサを食べている姿をぜひ見ていただけたら」
マリンピア日本海は新たに仲間に加わった2匹の名前を公募で決めることにしています。