2025年も残すところ1週間あまりとなる中、静岡県の鈴木知事は12月23日、「始まる」という漢字で1年を振り返りました。

就任後初めてとなる当初予算の編成に当たったことなどを理由に挙げています。

静岡県・鈴木康友 知事:
今年からいよいよ県政が本格的に始動したということで始動の「始」

年内最後となる定例会見で鈴木知事は「始まる」という字を今年の漢字に選びました。

知事に就任してから初めてとなる当初予算の編成にあたるなど県政運営を本格的にスタートさせたことや肝いりのスタートアップに関する政策に着手したことなどを理由に挙げています。

また、リニア問題についてJR東海との対話をスピード感を持って進めたほか、物価高騰対策を迅速に実施できたと1年を総括しました。

静岡県・鈴木康友 知事:
私が本格的に県政運営に取り組んだ年。今年もスピード感を持って県政を推進するということでそれぞれの分野で成果があらわれつつあり手ごたえを感じている

一方で、県をめぐっては財政状況の悪化が深刻化していることから、今後は人件費の削減に取り組むなど借金に頼らない構造を目指したいと話しています。

テレビ静岡
テレビ静岡

静岡の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。