いよいよ、あす24日はクリスマスイブ。街はイルミネーションで彩られています。
クリスマス直前の買い出しのため多くの客でにぎわっていた店がありました。
「イット!」が取材したのは、大容量で安い商品をそろえるアメリカ生まれの人気量販店「コストコ」の商品が手軽に買える“再販店”です。
2022年にオープンした「stockmart」では、店内に厳選した総菜やパン、ケーキなど約700点のコストコの人気商品が並んでいます。
stockmart広報・黒田絵美さん:
毎日コストコに仕入れにいって、買ってきたものをお店に持ってきて、商品を小さくするものは小さくして販売しています。(コストコは)卸売りなので小売りで販売することは大丈夫。
クリスマス目前の今の時期は、チキンやケーキ、お菓子などがよく売れているということです。
再販店が人気の理由を聞いてみると、買い物客は「ここは小分けになってるから。コストコはカードも持っていない」と話します。
コストコでは大容量の商品を安く買うことができますが、購入するためには数千円の年会費を払って会員になる必要があります。
しかし、再販店では会員になる必要はありません。
さらに、買い物客に話を聞くと、「やっぱり近いので、遠いところに行かずに、車じゃなくて電車などで、買い物にいける時にチーズとか好きなものを買える」「ちょっと行きたいなという時に、ここから南大沢(多摩境倉庫店)は遠い。ちょっと寄りたいときに寄らせていただいている。残っちゃうんです、いっぱい買うと。たまに賞味期限が近くなって後でわーっとなるが、初めて食べる味は小分けだと『次にいっぱい買っても残らない』とわかるので助かります」などの声が聞かれました。
この店の魅力は近さと小分け。
例えば、36個入りの人気商品「ディナーロール」。
この店では、4個入りや9個入りなど小分けされて販売しています。
チーズタルトも4分の1や8分の1にカットされ、手に取りやすい量で買うことができます。
また、車がなくても買い物がしやすい点も魅力だといいます。
一方で、小分けで販売する容器代などの費用がかかるため、お値段は割高だということですが…。
stockmart広報・黒田絵美さん:
コストコの値段よりは割高になっています。ただ、小分けになっているので、色々な種類を楽しんでいただけると思う。
大容量の商品はコストコ、そうでない場合は再販店と、上手に使い分けてみるのもいいかもしれません。