島根県雲南市の小学校で12月23日、給食のスープにハエが混入しているのが見つかりました。
児童が食べる前の発見で、市教委はこれを受けて、同じ調理施設から給食の提供を受けている小学校とこども園にスープを食べないよう連絡しましたが、こども園では、すでに園児が食べていたということです。
ただ体調不良などを訴える園児はいなかったということです。
給食への異物混入が分かったのは、雲南市吉田町の田井小学校です。
雲南市教委によると、23日正午ごろ、ランチルームで学校の職員が食缶に入ったカレースパイスコーンスープを器に盛り付けようとした際、約7ミリのハエが見つかりました。
児童が食べる前の発見で、学校から市教委に異物発見を報告しました。
このスープを調理した給食センターは、市内の小学校5校とこども園1園に同じ給食を提供していますが、田井小学校以外では異物は確認されていません。
学校から連絡を受けた市教委が、小学校とこども園にスープを食べないよう連絡したものの、こども園では園児18人全員がすでに食べていたということです。
ただ体調不良を訴える園児はいないということです。
市教委は、給食センターの施設内を点検、清掃した上で、現時点で問題ないことが確認されたことから、24日も給食は通常通り提供することにしています。