久留米市(福岡県)は、政府が物価高対策として推奨している「おこめ券」の配布を見送り現金3000円を支給する方針を明らかにしました。

◆久留米市 原口新五 市長(23日)
「やっぱりいろんなものに使っていただきたい。できるだけ早く皆さんにお届けして、それぞれニーズにあった対応をしていただく。久留米は米はいたしません」

久留米市の原口市長は23日、このように述べ、市内での「おこめ券」の配布を見送ることを表明しました。

重点支援地方交付金の使い道として、代わりに市民1人当たり3000円を給付する考えで、来年2月以降に申請を受け付け、世帯主の口座に現金で振り込むということです。

物価高対策をめぐっては、福岡市が下水道使用料の2カ月無料化を発表したほか、北九州市はプレミアム商品券の発行支援を決めていて、県内でも「おこめ券」の配布を見送る自治体が相次いでいます。

テレビ西日本
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