鹿児島県霧島市にある県工業技術センターが木材を乾燥する際に乾燥の痕が残りにくくする技術を開発し、県庁で発表しました。
県庁で開かれた県工業技術センターによる取組事例報告会。
県工業技術センター・日高富男主任研究員
「開発した工夫桟木を使用することで、桟木痕の発生を克服ができた」
一般的に木材を乾燥する際は風通しをよくするために木材と木材の間に桟木と呼ばれる木を挟みます。
この木を挟むことで、乾燥の際に桟木痕という色むらが残ってしまうことが長年の課題でした。
センターでは桟木に細かな凹凸をつけることで、桟木痕が残りにくくなると発見したということです。
県工業技術センター・日高富男主任研究員
「(現在)技術普及を進めている。たくさんの企業に使ってもらいたい」