兵庫県川西市の市道できのう＝22日夜、78歳の男性が道路上で倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。警察は、ひき逃げの疑いもあるとみて捜査しています。
事故があったのは兵庫県川西市松が丘町1先の市道で、「人が倒れている」と110番通報がありました。通報したのは、業務中だったバスの運転手で、会社を通じて警察に連絡したということです。
倒れていたのは、兵庫県宝塚市に住む78歳の男性です。男性は車道上にあおむけの状態で倒れていて、発見された時にはすでに意識がありませんでした。顔には外部から確認できる裂傷があったということです。
男性は救急搬送されましたが、およそ2時間後、搬送先の病院で死亡が確認されました。医師の所見では、大動脈の損傷や肺の破裂などがあったということです。
現場は、片側1車線の市道で、近くには川西中学校の正門があり、横断歩道も設置されています。男性は、その横断歩道から北におよそ5メートルほど離れた地点で倒れていたということです。
警察は、遺体の状況や現場の道路環境などから、車にはねられた疑いがあるとみて、ひき逃げ事件の疑いも含めて、当時の状況を詳しく調べています。
