ことしのノーベル生理学・医学賞を受賞した大阪大学の坂口志文特別栄誉教授が、出身の滋賀県から県民栄誉賞を贈呈されました。
坂口教授は、人間の体内で過剰な免疫反応を抑えるリンパ球「制御性T細胞」を発見し、ことし、ノーベル生理学・医学賞を受賞。
その功績をたたえ、出身地である滋賀県が県民栄誉賞を贈呈することを決め、22日午前、滋賀県の三日月知事から表彰状が渡されました。
【大阪大学・坂口志文特別栄誉教授】「もう子供の頃は過ごしておりましたので、いつも懐かしいところです。インターネットでいろんな刺激が流行っていますけど。自分でものを考えてゆっくりと自分の知識を身につけて勉強を進める、そういう環境がずっとあればよろしいかと思います」