22日発表された新年のお年玉に関する調査結果は、約4割がキャッシュレス決済でもらいたいと答えるなど世相を反映する結果となりました。
2025年も残すところ、あとわずか。
そろそろお年玉の準備を始める人も多いのではないでしょうか。
調査会社インテージは22日、お年玉に関する調査結果を発表しました。
新年にお年玉をあげる予定がある人の割合は調査開始以降、5割弱でほぼ変わらない中、予算総額は平均2万4039円と2024年から736円減少。
2年連続の減額となりました。
昨今の「物価高や円安がお年玉に影響すると」答えた人が4割に上ることも背景にありそうです。
新年の晴れの行事にも社会情勢の影響が出始めているようです。
お年玉の受け渡しについて、20歳以下の人にスマホのキャッシュレス決済でもらいたいかと聞いてみたところ、38.5%の人がもらいたいと回答。
調査開始以降、徐々に増加しキャッシュレス派は4割に届くところまできています。
一方、渡す側はというと9割以上の人が現金での手渡しを予定。
理由には「現金の方がありがたみが伝わる」などがあがり相手の反応や感動が大きくなることを期待し、あえて直接手渡しを選択しているようです。
もらう側とあげる側に意識の差が見られる結果となりました。