スポーツは元日に群馬県で開催されるニューイヤー駅伝。
実業団日本一をかけて7区間100kmでタスキをつなぎます。
旭化成は三木弘新監督の元、大会連覇を狙います。

旭化成のニューイヤー駅伝出場は40年連続63回目。
前回大会、旭化成は1区でトップに立つと、その後もメンバー全員が堅実な走りをみせ優勝。5年ぶり26回目の栄冠を手にしました。

連覇に向け指揮を執るのは、今年4月に就任した三木弘監督です。

(三木弘監督)
「最高の形でバトンを受け取ってしまっていますので、この流れを途切れさせないように(連覇を)めざしてはいるけど、あまり意識しすぎることなく選手1人1人が伸び伸びと力を発揮できるように選手をサポートして勝ちを取りに行く」

ひと際強い思いで大会に臨むのが入社6年目、キャプテンの相澤晃選手です。
前回はメンバー入りしたものの直前のけがで出走できず、悔しい思いをしました。

(相澤晃選手)
「来年こそは自分が入って2連覇に挑戦したいと思った」

相澤選手の持ち味は、最後までペースが落ちない安定感抜群の走りです。

(相澤晃選手)
「(当日を)準備万端で迎えることができたらいい走りができると思う。今年走れなかった分まで2年分の走りをして、2連覇に貢献したいし自分自身はチャレンジャーとして挑みたい」

若手の注目株は入社3年目の長嶋幸宝選手。
前回、1区を走った長嶋選手は集団の中のレースを進め残り800mでスパート。
見事区間賞を獲得し優勝への流れを作りました。

(長嶋幸宝選手)
「勝負どころでは絶対に前の位置にいたり、それ以外は完全に消えるという動きができるのが自分の強み」

今年は故障などで我慢の年でしたが、ここにきて調子が上がってきています。

(長嶋幸宝選手)
「チームとしては2連覇、個人としては区間賞、区間新記録を目標に頑張ります応援よろしくお願いします」

こちらも入社3年目の井川龍人選手。
井川選手の武器は・・・。

(井川龍人選手)
「スピード一択ですね」
「スピードに関しては誰にも負けない自信があります」

前回はアンカーを務め、トップと12秒差を追い付くとラスト500mで猛然とスパート。鮮やかな逆転でチームを優勝に導きました。

今シーズンは5000mで自己ベストを更新!自慢のスピードを生かした走りに注目です。

(井川龍人選手)
「いいイメージを持って前回以上の走りができるように、僕自身も区間賞そして優勝をめざして頑張ります。応援よろしくお願いします」

27回目の頂点をめざし元日決戦に挑む選手たちに、三木監督も期待を寄せます。

(三木弘監督)
「7人のベストメンバーを選ぶので(選手を)信じて任せるだけですね」

ニューイヤー駅伝は来年元日、群馬県庁前を午前9時15分にスタートします。

テレビ宮崎
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