宮崎県内で初めてのコミュニティ財団「ひなた未来創造ファンド」の発足を記念する式典が、宮崎市で行われました。
「ひなた未来創造ファンド」は、市民などからの寄付金で地域の課題解決に向けた取り組みなどを支援するコミュニティ財団で11月に設立されました。
先週の記念式典には河野知事などが出席、財団の設立を祝いました。
(河野俊嗣知事)
「本県も南海トラフを含めて様々なリスクがある中で、こういう財団が立ち上がって動き出したということは本当に素晴らしいことだと思います」
ひなた未来創造ファンドが掲げるテーマは大きく2つで、「若者のサポート」と「大規模災害時の被災者支援」です。
式典では、若者たちが自ら企画し地域課題の解決に挑戦する事業や、大規模災害時の避難所運営に必要な経費などを支援していきたいと説明しました。
(ひなた未来創造ファンド 石田達也理事)
「(災害発生後)一番被害が大きい時に確実にすぐ使えるお金というのをみんなで基金としてつくっていく」
ひなた未来創造ファンドでは設立を記念し、若者を対象にした助成プログラムをスタートさせます。
募集期間は12月25日から1月31日までとなっています。