津山市の養鶏場で死んだニワトリから高病原性鳥インフルエンザウイルスが確認された問題で、岡山県12月21日も50人態勢で約43万羽の殺処分を続けています。
県は感染が確認された津山市の養鶏場で、20日午前から50人の職員を4時間交代で派遣し、24時間体制で殺処分を続けています。
午前9時現在、のべ350人が作業にあたり、全体の6.51%にあたる、2万7600羽を処分しました。
この養鶏場では19日にニワトリがまとまって死んでいるのが見つかり、遺伝子検査を行った結果、病原性の高い「H5亜型」の鳥インフルエンザウイルスが確認されました。県では年内には殺処分を終える予定としています。
養鶏場から半径10キロ以内には農場が7カ所あり、ニワトリやタマゴの搬出が制限されていましたが、21日から搬出経路と搬出先を限定し、全ての農場で出荷が可能になったということです。