ボランティア団体などの活動支援を行う鹿児島市の県共生・協働センターの公式フェイスブックに不正アクセスがあり、センターの業務とは関係のない投資を呼びかける記事が2日間に2回掲載されていたことがわかりました。
センターは記事を削除し、被害は確認されていないとしています。
鹿児島市山下町にある県共生・協働センターによりますと、17日、センターの公式フェイスブックに業務とは関係のない投資を呼びかける記事が掲載されているのを職員が見つけ、記事を削除しました。
投資を呼びかける記事は18日午後3時半ごろにも確認され、再び削除してフェイスブックのパスワードを変更したということです。
不正な投稿では、実在する人物の写真を使い「資金を倍増」などと株への投資が呼びかけられていますが、これまでのところ、これらの記事による被害は確認されていません。
県共生・協働センター 協働活動促進課・山口 美奈子課長
「共生・協働センターの業務とは関係のない投稿や広告については、投稿者名が当センターとなっていてもURLや記事にアクセスしない。不正かどうか判断がつかない場合は連絡ください」
県は共生・協働センターのホームページと公式フェイスブックで不正な投稿や広告に対する注意喚起を行い、フェイスブックを運営するMeta社になりすましを通報したということです。