11月18日に大分市佐賀関で発生した大規模火災から1か月です。避難所となっている佐賀関市民センターからお伝えします。
◆TOS田辺智彦アナウンサー
今回の火災では多くの方々が自宅を失い、今後の生活について模索している最中です。避難所にも依然として多くの人が身を寄せています。
ここからは被災した田中3区の区長山田二三夫さんにお話を伺っていきます。山田さん今日は本当に大変な中お時間取ってもらってありがとうございます。
Q山田さん佐賀関の大規模火災からきょうで1ヶ月となります。今区長としてはどんな心境でいらっしゃいますか。
◆田中3区区長山田二三夫さん
「もうそろそろ退所に近いんですけど、皆さんが元気で、避難所暮らしをさしていただきましたし、住宅もそろそろ決まりかけておりますので、皆さん落ち着いて避難所暮らしができているかなというふうには思っております」
Q山田さんのご自宅は全焼してしまって、今山田さんは避難所で生活していらっしゃいますが、その避難所での生活というのは今どう感じてらっしゃいますか。
◆田中3区区長山田二三夫さん
「避難所は行政の方々とか、ボランティアの方、それから医療チームの方々がもうずっと付きっきりでいてくださいますので本当に快適な避難所の暮らしをしております」
Q今後こちらの避難所が閉鎖をされて仮住まいなどへの移動となりますが、区長として心配なことなどはありますか。
◆田中3区区長山田二三夫さん
「お年寄りがやはり心配なんですが、お年寄りはお年寄り同士で車を運転して住宅を見に行ったりしてますので、そういったところを車の運転は気をつけてねっていうふうな話し合いはしております」
Q取材する中で地域の皆さんが非常に仲がいいなと思ったんですけれども、そのあたりは別れてしまうというのはどうでしょう。
◆田中3区区長山田二三夫さん
「そうですね、別れてしまっても、何かしらの方法で繋げる方法は自治会としても考えておりますのでその辺は心配ないとは思ってます」
Q今後山田さん行政に求めることは何かありますか。
◆田中3区区長山田二三夫さん
「復興住宅ができますのでその辺は行政の方と連携を密にして、自治会の方としても協力体制が準備ができつつありますので、早期着工、早期復旧の方に向けて頑張りたいと思っております」
皆さんが1日も早く日常を取り戻せるように願っております。本当に大変な中ありがとうございました。