18日午後、富山県氷見市の漁港で軽自動車が海に転落し、車内にいた68歳の男性が救助されましたが、搬送された病院で死亡が確認されました。

18日午後3時35分頃、氷見市中波の女良漁港で車が岸壁から海に転落しました。

付近にいた作業員が消防に通報し、重機を使って車を引き揚げ乗っていた男性1人を救助しましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。
死亡したのは氷見市稲積の左官業、清水孝則さん(68)です。

*救助にあたった人
「助けなきゃと。車がどうなってもいいからとにかく揚げようと。(なぜ車が転落したか)分からないですね。私も見ただけですから、どうしてそうなったのかは。アクセルとブレーキを間違えたのかもしれないし」
清水さんの遺体に目立った外傷はなく、警察は車が転落した当時の状況を調べるとともに、遺体を司法解剖して死因の特定を進めることにしています。

救助にあたった一人によると、車は引き揚げた際に窓が8割ほど空いた状態だったということで、車の転落から引き揚げまでには10分から15分ほどかかったということです。
また、車には犬がリードで繋がれた状態で死んでいたということです。
(富山テレビ放送)
