アメリカのトランプ大統領は17日、国民向けの演説を行い、就任後、アメリカは「世界で最高の国になった」と功績を強調しました。
トランプ大統領:
この11カ月、我々はどの政権よりワシントンに最高の変化をもたらした。
ホワイトハウスで行われた演説の冒頭で、トランプ大統領は「過去4年間アメリカは不法移民などに支配されてきた」とバイデン前政権の批判から切り出しました。
その上で、現政権では「犯罪者を国外追放し、かつてないほど安全な国になった」などと、これまでの移民政策を自画自賛したほか、「インフレは止まり、賃金は上がり、物価は下がった」と経済政策の成果を強調しました。
トランプ政権の支持率が低迷する中、国民の関心が高い移民や経済政策への取り組みが成果を上げていることをアピールした形です。