日本維新の会の吉村代表は18日、フジテレビの番組「サン!シャイン」に出演し、衆院議員の定数削減法案が成立する前の解散について、「容認できる」と述べた。
議員定数削減法案を巡っては、高市首相と吉村代表が16日に会談し、来年の通常国会で法案の成立を目指すことで合意している。
吉村代表は法案が成立する前の解散について「解散は首相の専権事項」と前置きした上で、「高市首相が判断すれば、それに従う」と述べた。
さらに高市首相について、「解散しようとする空気は全く感じない。むしろ解散より政策を前に進めていこうという思いが強い」との見方を示した。
また、吉村代表は自身の国政進出を問われると、「(大阪府知事の)あと1年3ヶ月の任期があり、それを全うするのが当然。やりきるのが基本的な考え方」と強調。その上で、「その後どうするか、まだ決めてるわけではない」と述べた。