熊本市の11月定例議会は18日、最終日を迎えました。大西市長は本会議で、8月の記録的大雨の際サイレンの吹鳴が遅れた問題について、職員に『訓告』『厳重注意』の措置を行ったと述べました。

採決では、8月の記録的大雨被害の復旧経費を含む約46億1800万円の一般会計補正予算案。そして、物価高騰対策として40%のプレミアムを付けた商品券発行支援経費などを盛り込んだ約104億3500万円の追加補正予算案を可決するなどしました。

また、大西 市長は8月の記録的大雨の際坪井川などの水位上昇を周辺住民に知らせるサイレンの吹鳴が遅れた問題について改めて陳謝し、職員計6人に措置を行ったと発表。

水防本部長などを務める危機管理監と当日の水防本部責任者に対し、『訓告』を言い渡すとともに、危機管理防災部内の管理職職員4人に対し、『厳重注意』を行ったと述べました。

これらは懲戒処分には当たらないものの、人事上の措置では最も重いということです。

【大西 一史 熊本市長】
「再発防止に向け、私自身、市のトップとして、覚悟をもって対応していきます」

テレビ熊本
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